『キーボードの配列』~なんでアルファベットってバラバラなの?~

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写真のキーボードは私のではなく、部長のモノです。

少し前の部長のバースデーの時にみんなでプレゼントしたキーボードなんですが、実は左のほうに『指紋認証』がついてるんですね。

ようは指を“ピッ”とすればパソコンにログインできる他、パソコンの中にインストールされている、各アプリケーションソフトにも1部使えるみたいです。

このキーボードで『指紋認証』パスしたら、独特な音のログインパスのシグナル音が鳴るんですけど、これをプレゼントした翌日、部長は『指紋認証』をパスするのがおもしろいのかどうかわかりませんが、やたら“ピッ”、“ピッ”っと音を鳴らしてた(笑)


・・・でね、はなしが変わって、その『キーボードの配列』に関する話題なんですが、大抵日本で使われてるキーボードって【JIS106】のはずなんですけど、よく見ると(見なくてもわかるかw)、英語のアルファベットってバラバラですよね?

「これはなぜかわかりますか?」

・・・って部長に聞かれた。聞かれてから、そういえばそんなこと考えたことなかったなぁって思いつつ、「よく使われる順番」ではないかと答えたら、答えは「NO」らしい。

部長曰く、あの『キーボードの配列』はどうやら、わざとアルファベットをバラバラにしているらしい。順番に並んでいるとタイピングが早くなりすぎて、いわゆる【ハード】がついていけないらしい。

「へぇ~」って妙に納得させられたんですが、「ほんまかいな」って思う気持ちも半々・・・。

この謎、知ってる人いますか?


次回はついに『中性的魅力』も100回目!さぁ・・・なんの話題にしよう、、、悩む。


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コメント(11)

はじめまして~、こまーちです(^-^)

んー、キーの並びは、英文タイプライターの名残らしいですょ。故、ただバラバラになっているわけではなく、「英文を打つときに、極力タイプライターのアームが絡まないように」と考えて配置されているそうです。活字もアームもないキーボードじゃ実感しづらいですが…。「速くなりすぎてハードがついて行けない」ってのはそゆ意味です~。
というわけで、どうでもいいですが当然ローマ字入力のしやすさ/しにくさは考慮されてません~。

…と、間違ってたらどなたか訂正してください~w

>こまーちさん、こんばんわ。
へぇ~、そうなんですか。
タイプライターの名残・・・。

・・・でもアームって何んでしょう?
私タイプライターって見たことが
ないんです。。。(+。+)アチャー。

こんばんは~。こまーちさんの仰るとおりです♪
タイプライターは余り速く打ちすぎると文字と文字が
引っかかってからんでしまうからなんですって。
けどブラインドタッチができる人だったら同じだと思うんですけどね(^^ゞ

うーん。英文タイプを見たことがない人が職場の一線で活躍している時代に
なったのですね。
マスターが学生の頃は、英文科の女子学生はこれ見よがしに、英文タイプ
をカバン式ケースに入れて持ち歩いていたものですが。
で、すでにコメントがしてあるように、この「QWERTY配列」ですが、20世紀初頭
の英文タイプのハードの性能に気を遣ったものなのです。
アメリカでも本格的に普及するのは、第二次大戦後だと聞いています。

英文タイプライターのキー配列ですが、皆さんが仰っているようにワイヤー式でのタイプライターを速く打つと文字が引っ掛かってしまう、という一説もあります。
これは確か昔のIBMの話だったと記憶していますが、セールスマンが客先でデモンストレーションする際に「誰でもこんなに速くタイピングできるんですよ」と言いながら、その場で「TYPE WRITER」と打ち易くした、という説が有力のようです(キーボードで実際にTYPE WRITERって打ってみて下さい。タッチタイピングが出来ない人でも割と速く打てます)。
また、日本語のカナの配置がバラバラなのは、旧日本軍の通信士が暗号を打ち易くするための工夫だそうです。それが戦後、JIS規格として採用されました。→JIS配列
ただ、余りに英字やカナが打ちにくいという理由から、新JIS配列のキーボードが一時的に登場しましたが、あえなく市場から消えました。

私はかの有名なオリベッティのタイプライターを使って
いた人間ですが(大学の卒論で使ったので)、確かに
アームの問題はあるでしょうね。よく引っかかりました。
使用頻度の低いのをロングスパンのところに配置したん
じゃないですかね。
私自身、ブラインドタッチでやりますけど、PCでもワード
なんかはついてこられない時がありますよ。

うおっ!コメントがこんなにもw。わざわざコメント頂いたんで、ちゃんと各ブロガーさんに返信コメントします。

>バカボン度100%さん、こんにちわ。
なるほど、ブラインドタッチができてれば、バラバラに配置しても
意味がないですもんね。
でも、アナログなタイプライターからデジタルなパソコンに変わって
少しは反応が早くなってるんでしょうね。

>2000円マスターさん、初めまして。
私の見聞がせまいのでしょうか、ほんとタイプライターって
見たことがないんですよね。
どっかで見ることができるんかな?

なんか、コメント400文字以内みたいなんで、分けてコメントの返信します。

>k.tanabeさん、初めまして。
へぇ~、日本語のJIS規格のあの配置にそんな歴史があったとは。。。
ありがとうございます。私の上司の部長もそのことは知らないって
言ってたんで、自慢話を聞かせてみます( ̄ー ̄)ニヤリッ

>belageさん、こんにちわ。
す、すごいですね・・・。ワードがついてこれないなんて。。。
なんか高橋名人が16連射をひたすら打っている姿を
想像してしまいましたw

「英文を打つときに、極力タイプライターのアームが絡まないように」っていうのは、August Dvorakって人が1930年代に新しいキー配列を考案した際、既存のキー配列を攻撃するために言い出したいわばイチャモンで、実は根拠がありません。詳しくはhttp://slashdot.jp/~yasuoka/journal の『QWERTY配列に対する誤解』をごらん下さい。

「日本語のカナの配置がバラバラなのは、旧日本軍の通信士が暗号を打ち易くするための工夫」というのは、残念ながらガセネタです。JIS X 6002のカナ配列は、1920年代に山下芳太郎とBurnham Coos Stickneyって人達がカナタイプライターのために考えたもので、元々は真ん中から左に向かって「カキクケコ」「サシスセソ」「タチツテト」がそれぞれ固まってたり、上の方に「アイウエオ」が固まってたり、五十音が探しやすいように配置されていました。ただし、1950年代になってカナとアルファベットが両方使えるタイプライターを作った際に、アルファベットの配置を優先したので、カナの方はそれまでのわかりやすい並べ方を崩さざるを得なくなりました。詳しくは↑の[URL]から『キー配列の規格制定史 日本編―JISキー配列の制定に至るまで』をごらん下さい。

>安岡孝一さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
正直いってわたし、キーボードの配列にここまで
の反響があるとは思ってませんでしたw

そしてここまで歴史が深いとも思ってませんでした。
また1つ教養が増えてうれしく思います。

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このブログ記事について

このページは、magic-Tが2005年7月 9日 16:32に書いたブログ記事です。

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