『ヒューマンエラー』についてちょっと考えてみた。

| コメント(2) | トラックバック(0)
犠牲者107名を出した『尼崎脱線事故』でその原因究明を求める声やTVや新聞でもそのことに触れた内容が大きく取り扱われている。
なんかのニュース番組でなんという名前の人か忘れたが(事故調査関係の人だった気がする)、その人へのインタビューの回答で今回のネタの『ヒューマンエラー』という言葉を聞き耳に残ったので、そのことについてちょっと考えてみた。

世の中には【イチロー】や【ビル・ゲイツ】のようにできる人間はたくさんいるが、完璧な人間はいない。多少頻度に差はあるが人間はミスを犯す。イコール、ミスをしない人間はいない

今回の『尼崎脱線事故』が起きた当初は運転士1人のミスが今回の惨事を引き起こしたという雰囲気があったが、JR西日本などの調査が進むにつれ、事故発生の原因は『ヒューマンエラー』をキーワードに様々な要素要因が絡み合っているということが明らかになってきている。



ミスを犯す要素としては【焦り】、【健康状態】、【怠惰】などが挙げられるが、それを引き起こさせないようにする事前対策。ミスを犯してしまった後に被害を最小限に抑える事後対策。今回の事故においてはそのどちらの対策も怠っていたことが、これほどの被害を出してしまったとしか思われない。

ミスを犯す要素の【焦り】については、人間関係において相手に逃げ道を少しでも空けておかないと、テンパった人間はいろんな意味で怖い存在になるかもしれない。・・・なので常に相手の立場や気持ちを考えた行動がやっぱり重要ではないかと思うわけです。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://magic-t666.com/doblog/mt-tb.cgi/1236

コメント(2)

>ミスを犯す要素の【焦り】については、人間関係において相手に逃げ道を少しでも空
>けておかないと、テンパった人間はいろんな意味で怖い存在になるかもしれな
>い。・・・なので常に相手の立場や気持ちを考えた行動がやっぱり重要ではないかと
>思うわけです。

うむうむ。確かに。
日勤教育ってのが厳し過ぎて自殺した人もいるみたいだけど、
テンパってなかったら、そんな事せんでも人生楽しいことがいっぱいあったろうに。
心に余裕がなくなるとやっぱりダメですね。

へ!?自殺した人もいるんだ・・・。そりゃまずいっしょ・・・。

コメントする

このブログ記事について

このページは、magic-Tが2005年5月 8日 02:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「『マイランニングメニュー』」です。

次のブログ記事は「『DEATH』~ドクロ製品~」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。